ゲームレビュー Touhou Luna Nights

どうも管理人です。
今回は2月26日にアーリーアクセスを抜けたばかりのインディーズゲームのレビュー。

【PC】Touhou Luna Nights
発売日 2018年8月20日 (Steamでのアーリーアクセス開始日)
販売または開発 Team Ladybug
ジャンル 2D探索型アクション
プレイ時間 Steam上の表記で4時間、クリア済み

俗に言う「メトロイドヴァニア」と呼ばれる2Dアクションゲームのジャンル。マップを探索しレベルをあげたりスキルを解放したりして、探索できる場所を徐々に増やしていき、各エリアにいるボスを撃破するのが目標となります。

グラフィック

東方を全然知らないのでキャラクターの魅力については分かっていません。が、ドットで描かれたキャラクターはヌルヌルと良く動くし、見ていて気持ちが良いです。また、細かい演出がとても多くメインのキャラクター以外もとても丁寧に作られたのだなと感じられます。

操作性

快で特にクセもなく動かしやすい。心地よいです。

ゲームシステム

プラス要素として

このゲームの特徴的なシステムとして、操作キャラ以外の時間をスローにするまたは止めることができます。これらを利用したギミックがマップ探索やボス戦に至るまで用意されていて、ゲーム全体にわたって上手く活用されていると感じました。

マイナス要素として

操作キャラの通常攻撃の方法はナイフ(投擲)となり、通常攻撃を行うと攻撃用のゲージを一定量消費します。もちろんゼロになると攻撃が出来なくなります。このゲージの回復手段は主に時間経過で少しづつ回復するのと、もう一つは敵や敵の攻撃に操作キャラを近づける(かすらせる)と回復します。
このシステムがボス戦において結構なストレスになっているなぁと個人的には感じました。ボスは素早く大きく動くのでかすらせるのが比較的難しく、積極的に攻撃しているとゲージがなくなり攻撃出来なくなりストレスに。せめてゲージが無くても通常攻撃は出せるとかゲージがある時は威力が上がるとかならば、ストレスはそれ程では無かったのかも知れません。

マップ構成

この手のジャンルだと新しいスキルを取った後、前は通れなかった道が通れたりするようになるので同じ道を行ったり来たりすることがあります。その際に時間を止めなければいけない等の少し面倒なギミックが初回は良いが何度も通るとなると鬱陶しく感じます。
ワープポイントも何カ所かありますが、数は少なくもう少し多くても良いのではと感じました。

難易度

アーリーアクセス時のエリア1~3のボスの難易度上昇は比較的緩やかだったのに対し、 正式版で追加されたボスに先ほど挑戦しましたが、 急に難易度が上がった気がします。1~3のボスは殆ど所見で倒せていたのでそれまでが比較的簡単だったせいかもしれません。3,4度やられて攻撃パターンを覚えるとかすらせるのが容易な攻撃がわかるので、そうなると回復がかなり楽になるのでグッと難易度は下がります。

まとめ

アーリーアクセスを抜け正式版となり予定されていた全てのエリアが実装されました。これで全体的なボリュームは値段相応になったかなと思います。(アーリーの時は少し物足りないかなと感じていました)仮にボリュームがないと感じたにしろ、このゲームはそれを補うほどの密度があると思います。正式版になり価格も少し上がりましたがそれほど高くない為、値段に見合う楽しさは味わえると思います。東方を知らなくてもメトロイドヴァニアが好きなら買いです。 インディーズのこのジャンルでは上位クラスの作品だと思います。おすすめ。

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