子供のVR使用リスクについて

どうも管理人です。
3月7日に遂にニンテンドーからVRが発表されましたね。モノ自体もニンテンドーらしく、
極力コストを抑えVR体験させるようにダンボール製のVRゴーグルを作成し、そこへswitch本体を差し込み使用するようです。
一番気になっていたニンテンドーがVR使用の対象年齢をいくつにするのかまた、VRのリスクについてどこまで説明するのかは記事の一番最後に。

ニンテンドーラボ VR kitの考察

VRとしては後発となるので、先発PCのVRとの比較が主です。

switchの重量による制約

まず最初に懸念されるのがswitch自体の重量が結構あること。プレイ画像を見る限り片手もしくは両手でVRゴーグル自体を支えての使用するようです。どうしても手がふさがる為、バーチャルの手を動かして何か触るといったようなVR体験は出来ませんが、ニンテンドーラボのダンボールで何かを作ってそれを活かし没入感を得る狙いかと思われます。

トラッキングができない事による制約

そもそもトラッキング出来るようなセンサーがない為、トラッキングができないと思われます。その為、覗き込んだりや、奥の方の物に手を伸ばして取ったり触ったりなどは出来ないと思われます。ただ、ジャイロはあるので360度周りを見渡す事は出来ると思われます。

switchの描画性能に対する制約

VRは一般的に性質上フレームレート(FPS 一秒間に何枚の絵を描画できるか)が最低でも90FPSないと酔いやすいとされています。VRゲームとして90FPSは最低でも死守しないとゲームどころではありません。ここで問題になるのが お世辞にも高くない、switchのグラフィック性能。対策として考えられるのは、解像度を低くしたり、オブジェクトをローポリにして描画負荷を減らすなどが考えられます。したがって、リッチな映像には期待できそうにありません。予想としてはゲームキューブ世代のグラフィック感になるのではないかと思います。

総評

先発のVRと比較してしまうとどうしても不自由な点が多いことは間違いありません。ただ、ニンテンドーが開発しているので、多くの制約があるなかでも斬新なアイデアで十分に楽しいVR体験をさせてくれることを期待したいと思います。

対象年齢

ニンテンドーのハードなので、多くの子供たちが初めてのVR体験をコレですることになるのではと思います。
https://www.nintendo.co.jp/support/switch/vr/notice/index.html
このリンクはニンテンドーのVRについての注意書きとなります。その中でも個人的に気になっていたのが対象年齢です。子供の視覚発達の観点から対象年齢は7歳以上で6歳以下は控えてくださいといった事が記載してあります。個人的には多くの子供が触るのだから、ただ使っちゃいけませんよだけでなく、もう一歩踏み込んでどのようなリスクがあるかもしれないといった事を明記してほしかったと思いました。一般的に子供のVR使用で懸念されているリスクは斜視になる恐れがあると言われています。大人がプレイしても非常に疲れるVR、子供にプレイさせる際には普段のプレイ以上に保護者が気を使ってあげてください。

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