ゲームレビュー ゴルフストーリー

どうも、管理人です。
実際にゴルフをしたことはないのですが、時々無性にやりたくなるのがゴルフゲーム。今回はインディーズメーカーの非常に評価の高いゴルフゲームのレビューです。

【Nintendo Switch】ゴルフストーリー
発売日 2018/03/09(日本での) 
販売または開発  Sidebar Games
ジャンル ゴルフRPG
レビュー時点のプレイ時間 約10時間

今回購入したのはSwitchのダウンロード版になりますが、これには深い訳があります。それはSwitchでしかこのゲームが販売されていないからなのです。何故かというと、開発者の方が任天堂が大好でもともとはWii Uで開発しており、開発途中でSwitchが発売されたのでこちらに切り替えたそうです。そして、今のところ他のハードで出す考えはないとこと。今時マルチプラットフォームのゲームが多い中、こだわりの強い開発者さんでこの話を聞いただけでも、ゲームに期待してしまいます。

面白さはやはり見た目じゃない

今やグラフィックの主流は3D。もちろんゴルフゲームも例外ではありません。そんな中トップビューのゴルフゲームは懐かしさは、言葉にできないものがあります。確かに3Dにすることで地形の起伏などが表現され、よりリアルなゴルフに近づきました。しかし、ゴルフゲームとしての面白さは比例して大きくなったかというとそうではありませんでした。テレビゲームとしてのゴルフの面白さはなんたるかを詰め込んだ作品と言えるでしょう。
本作には単調になりがちなゴルフゲームを飽きさせないようなアイデアがふんだんに盛り込まれています。ホールには絶対にあり得ないようなギミックが施されていたり、イベントやミニゲームなどをこなすことによりレベルが上がり、より試合に勝ちやすくなるといった報酬が用意されています。タイトルの通り明確なストーリーがあり、小気味よいテンポで進んでいきます。難易度と報酬とテンポのバランスが絶妙であーメンドクサイ!となるよりもう少しでクリアできそう!が僅かに勝ち、失敗してもついついリトライを繰り返してしまいます。

また、良い点ばかりでなく残念な点を挙げるならば、操作の説明が少ない点になります。インディーズにありがちな抜け落ちた感じなのか、もしくは開発者があえてプレイヤーに色々試してほしいからなのかは分かりませんがが説明不足です。ショットの種類が増えるアイテムを入手しても、一切の説明はなく、使えるようになったことにさえ気づきませんでした。最初はあれ?なんかゲージが増えているような気がすると思い、普段触らないボタンを押したらなんかモードが切り替わった!みたいな感じで、気づくレベル。せめてアイテムを取った直後にチュートリアルを挟むとか、ストーリーの流れで説明するとかして欲しかったと感じました。

まとめ

基本はゴルフゲームですが、RPG要素もかなり強い本作。基本的にはお使いですが合間合間のキャラクターのやりとりが、いい感じ日本語訳されており日本版のローカライズと販売をしているフライハイワークスにも愛されていると感じさせるゲームです。定価1500円で現在10時間ほど遊んでいますが、すでに元は取れた感触。ゴルフゲーム自体ゲームとしてはマイナージャンルだとは思いますが、もっと有名になっても良いタイトルだと思います。Switchだけでしか販売していないのも、あまり有名ではない理由の一つかも知れません。

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