家電レビュー ロボット掃除機 ECOVACS DEEBOT R98

どうも管理人です。
引っ越しに伴い色々と家電を買い換えました。皆様の購入の際の参考になればと思いレビューしたいと思います。

今回色々と買った中で一番「おお!」と思った物はロボット掃除機でした。普及してそうで意外と普及していない家電の一つだと思っています。そんなロボット掃除機の中で私が購入したのがECOVACS(エコバックス)社の「DEEBOT R98」です。マイナーなうえ、中国のメーカーなのでレビューも少ないし大丈夫か?と思いましたが、人柱になる覚悟で購入してみました。

そんな若干不安なこの機種を何故選んだかというと、いくつか理由があります。それは

  • 自動ゴミ回収機能
  • マップ作成機能
  • アプリでのバーチャルウォール設定が可能
  • 価格

これらの条件を満たしているのが、この機種しかなかったからでした。

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特徴と良い点

自動ごみ回収機能

面倒くさがりの人は絶対この機能のある機種を選んだほうが良いと思います。この機能が無い機種は毎回もしくはタストボックスにゴミが貯まったら、本体を裏返してタストボックスを取り外しゴミを捨てねばなりません。本体自体も意外とサイズと重量があり本体をそれを裏返すという行為自体も手間ですし、折角掃除を自動化するなら少しでも人の手間をかけたくなかったので個人的には必須でした。また掃除が終了してゴミが回収されるときに透明な回収ボックスの様子が見えるのですが、髪の毛や綿埃などがまとまって「スボッ」と吸われる様子は気持ちいいの一言です。

マップ作製機能

各メーカーの上位機種はセンサーによるマップ作成機能がついているのですが、これがあるおかげかはわかりませんが、動きはかなり優秀で無駄なく掃除をしてくれます。壁に近づく際も少し手前から減速し壁にぶつかる直前で向きを変えるか、もしくはバンパーで優しくあたった後向きを変えるので家や家具にも優しいです。動かす前はもっと同じ所を行ったり来たりしないかと心配していましたがそんな事は一切なく、 掃除が終わるまで40分ほどかかりましたが子供と一緒に「賢いなぁ」とずっと魅入っていました。またスマホアプリで掃除の様子をリアルタイムで見れるのですが、マップからどこを掃除したかとか、何かに引っかかって動けなくなったとか、などの様子も見ることが出来るので一階を掃除させおき、二階で作業をしつつ時々スマホで掃除機が止まってしまっていないかなどと様子を見ることができます。

アプリでのバーチャルウォール設定が可能

スマホアプリのマップ上にてバーチャルウォールを設定するとそこから先にはロボットが入らなくなります。この部屋だけ散らかっているから入らないで掃除してほしいとか、ペットのトイレがあるからそこは避けて欲しいとかそんな使い方ができます。他メーカーだと同じようなことをするのに物理的な赤外線を出す装置をその場所に置いたり、侵入してほしくない床にロボットが識別できるテープをはったりと物理的に何らかのアプローチが必要でスマートではないです。

価格

ロボット掃除機といえば、まず最初に名前が挙がるのが「ルンバ」ですが如何せん価格は他メーカーより似たような機能の物で比較すると高い。色々なレビューを見ていると「ルンバ」の主な優位な点は、バッテリーの持ちと吸引力。今回購入したECOVACS DEEBOT R98もそれらの点では、やや劣るようですが海外の広い住宅とは違い日本のこじんまりとした家ですし、豪勢な絨毯などはなく、フローリングと畳ぐらいなのでバッテリーも吸引力も特に問題ありませんでした。 購入を考えていた直前にルンバが自動ゴミ回収機能がある機種i7+が発売したため、実売価格が2万円ほど下がったのが決め手になりました。機能だけみるとほぼルンバi7+とECOVACS DEEBOT R98 はほぼ同等ですが、実売価格はほぼ倍(執筆時、前者12万円と後者6万5千円)なのでコストパフォーマンスはかなりいいかと思います。(あくまでも機能面ですが)後は面倒くさいのでまだ使ってませんが付属で水拭き掃除ができるアタッチメントが付属しています。

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悪い点

初めて利用する際は満充電してくださいとの事でしたが、ドックにおいてもそもそも充電できませんでした。(もちろん本体の電源ボタンはONにしてある)最初は充電できていない事にも気づかずに、いざAUTOボタンを押して動かしてみるとすぐに「ローバッテリ」のアナウンスが流れ沈黙。落ち着て説明書の困ったときはを確認すると充電されない時はに「バッテリーが完全に放電されているときは3分×3回充電してください」と記載されていたので、その通りにしましたがやはり充電されず(3セット分やった)。いよいよ初期不良かとも思い始めエコバックスの問い合わせページからWebフォームから問い合わせをし返信あるまで試行錯誤していたら遂に充電が成功しました。同じ症状に出くわす方もいるかもしれないので、やったことを記載しておきます。ドックとロボット掃除機本体の充電設置面が触れる→離れる(このスパンは3分より短くてもOK)を3回繰り返すと3回目に本体上部のAUTOランプが赤点滅します。すると「ローバッテリ」みたいなアナウンスが流れてすぐにランプも消え沈黙します。赤点滅から沈黙してしまうと多分この時点で充電がされていないように思われます。そこで、ドックに本体を置いてAUTOランプが赤点滅した際に手を放さず本体充電部分がある辺りを本体上部から少し押さえつけるようにしてやります。(最初は接触不良を疑ってたのでこんなことをしてみた)そうするとセンサーが働くせいなのか、赤点滅のままで沈黙しないので数分間はそのまま押さえた状態をキープ。AUTOランプが青点滅になるまで押さえていたかは忘れてしまいましたが、頃合いを見計らって手を離すと沈黙せずAUTOランプが点滅したまま(これが正常な充電を行っている状態)になるので満充電まで放置、満充電されるとAUTOランプは消えて沈黙します。(満充電時の正常な動作)それからAUTOボタンを押すと掃除を始めてくれます。

ハンディクリーナーはオマケ程度に思っておいた方が良いです。メインはロボット掃除機なのでそんなに気にはなりませんが、ハンディクリーナーの作りは少し安っぽく吸引力もあまりない感じです。ロボットが取りこぼした隅っこの方の仕上げができる程度に考えておいた方が良いです。(そもそもハンディクリーナーに吸引力は求めてないとは思いますが)

専用のスマホアプリの権限がストレージアクセスと電話を求められます。ストレージアクセスは分からなくもないですが、電話はいるの?外(WAN)からでも動かせるから必要なのか?中国のメーカーなのでちょっとここら辺が気にはなりますが、アプリ入れないとマップ使えないし楽しくないので目をつむることにします。(時間がある時にでもパケットキャプチャーしたいとは思いますが)

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総評

機能とコストパフォーマンスを考えるととても良い買い物だったと思います。ちょっと心配だったWebフォームからの問い合わせへの返事もその日のうちに普通の内容がちゃんとした日本語で返ってきたので大丈夫かと思われます。(やり取りする前に解決したのでその先はわかりませんが)高性能なロボット掃除機が欲しいけどルンバは高すぎるし、と思っている方や特にブランドにはこだわらない方にはおすすめできると思います。ただ、まだ2週間ほどしか使用していないので耐久性とかは全然わかりませんので何かあったら追記していきたいと思います。

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