家電レビュー おうちクラウドディーガ DMR-SUZ2060 4Kチューナー内蔵レコーダー

どうも管理人です。
引っ越しに伴い色々と家電を買い換えました。皆様の購入の際の参考になればと思いレビューしたいと思います。

4K出力できるテレビ(ただし、4Kチューナーは無し)を購入したので、一応4K放送を見たいと思い4Kチューナー内蔵のレコーダーを購入しました。購入したのは「おうちクラウドディーガ DMR-SUZ2060」です。ちなみに管理人が、今まで使用したことのある録画機器は十年ぐらい前のレコーダー(ディーガ)とトルネとテレビ内蔵のレコーダー(レグザ)となりますので、参考までに。

まだ早かったか、4Kチューナー

ネット上の口コミを見ていてわかっていた事ではありますが、4K番組のコンテンツが少なすぎて見ようと思える番組がなかなかありません(ただし、無料で見ることが出来るチャンネルのみの感想です)基本普通のBSでやっているような番組ばかりでNHK以外は時間帯によってはショッピングチャンネルばかり放送しているありさまです。ハッキリ言って各放送局が本腰を入れてからでも良かったなぁと思います。 ただ、地デジや普通のBS放送とすぐに切り替えられる為、簡単に4Kとの比較ができるので「やっぱ4Kスゲー!」はできます。ただ4Kでもオリジナルソース自体が悪い場合はう~んて感じにもなります。正直4Kの綺麗な画像を出力したいってだけなら4K放送でなくともYouTubeで4Kのメーカー製デモ映像を見ているほうがよっぽどスゲー!となります。

レコーダーの起動や操作レスポンスについて

他メーカーの機種を全然使用したことがないのでパナの10年ぐらい前のディーガとの比較で申し訳ないですが、電源オンからの視聴出来るようになるまで立ち上がりはかなり早く体感で5秒もあれば視聴できます。録画した番組の視聴になるとHDDへのアクセスがあるのでもう少しかかります(かかっても2~3秒)が、それでも立ち上がりにストレスを感じることはないぐらい早いと思います。番組表の立ち上がりや操作レスポンスもそれなりに早くて軽くストレスはありません。 昔の機種は立ち上がりから操作まで一つ一つのレスポンスが遅くて感覚的に「待たされるなー」と思うことが多々ありましたが、最新機種ではそのあたりはしっかりとクリアされているのだと感じました。

レコーダーのメイン機能、録画について

普通の録画は当たり前なので特徴的だろうと思われる部分としてはネットワーク経由での番組録画(予約)が、専用アプリを使用してスマホから番組表を確認しそこから番組録画ができます。うちでは車で移動中に子供がテレビを見ていたりするのですが、番組の良いところで目的地に到着したりすると、まだテレビを見てるからと終わるまで待ってと言い出します。そんなときスマホから番組録画をしてあげて、後で帰ってから見れるからと説得すれば一件落着です。それ以外にも便利だと思うシチュエーションは多々あるのでこの機能は非常にありがたく思います。

画質を落とした最大15倍録画

この機種の一番スペック的に見劣りするのはHDDの容量が2TBしかないことだと個人的には感じます。別に外付けハードディスクを購入すれば良い話なのですた、この価格帯(購入時8~9万ほど)のレコーダーなら倍の容量でも良いのではと感じます。特に4K放送を最高画質で録画するとあっという間に容量を使い切ってしまうことでしょう。そこで、画質なんて気にしない内容がわかれば良いような番組も多いため圧縮録画は助かります。最大の15倍にすれば確か2000時間以上は内蔵HDDでも録画することができるので、頻繁に削除する必要もなく手がかかりにくいです。ただし、メーカーのホームページでは優秀なエンコーダーなので綺麗に圧縮かかりますとのことですが、正直15倍だとかなり汚いです。 ただ最高画質のDR~最大圧縮率の15倍まで倍率を結構細かく設定できるため、自分が我慢できる圧縮率を探したり番組によって圧縮率を使い分けたりできるので、少ないHDDの容量を有効に使用できると思います。

ネットワーク経由での再生

現在放送中でも録画した番組でもネットワーク経由(WAN、LANどちらでも)でスマホやタブレットで見ることができます。家の中でも、また外でもどこでも視聴できるので、より手軽に番組を消化できます。ただし、最大同時接続数に制限はあります(LANでも最大2台同時まで)。5Gが始まりまた昔のようにパケットの無制限定額制にでもなれば有効活用できる機会が増えそうです。現状ではパケット消費が気になるため、外出時に頻繁に使用するのはどうかとも思いますが、番組をスマホにコピーして持ち出すことも可能なので、事前にお気に入りの番組をコピーし持ち歩くのも良いかもしれません。

DLNA対応機器に接続してのファイル再生

前項と若干被りますが、この機種DLNA(サーバ、クライアントともに)にも対応しています。メーカーのホームページでは「お部屋ジャンプリンク」なる名称で記載されているので、購入前に対応しているか調べるのに苦労しました、せめて(DLNA対応)とかぐらい記載していてくれても良いのに。LAN内にあるDLNA機器に保存されている画像や音楽、動画をディーガから再生することも可能です。 ただし、再生できるファイルフォーマットはあまり多くないようです。(自分の使用しているフォーマットで再生できないファイルが結構ありました。LGテレビのOLED65C8PJAと比較すると対応フォーマット少ないです) 逆にスマホからディーガに写真や動画を送ったり、CDをリッピング出来たりと簡易的NAS的な使い方もできるようです。(自分はこちらサーバ機能は使ってませんが)

総評

4Kチューナー内蔵の為、内蔵していない機種と比較するとコストパフォーマンスはかなり悪く感じます。ただ、レコーダーの機能としては十二分なので満足度はまずまず。結局4Kチューナーにどれくらいの意義や意味を見出せるのかそこにかかっていると思うので、4K放送が本当に見たいのか必要なのか、ネットで現在放送されているコンテンツをチェックしてから購入されるのが良いと思います。

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