ゲームレビュー Red Dead Redemption2(レッドデッドリデンプション2)

【PS4】Red Dead Redemption2 (レッドデッドリデンプション2)

発売日 2018/10/26

開発 Rockstar

ジャンル オープンワールドアクション

全作からかなり経ちましたが、ついに続編が!

数少ない西部劇を題材にしたゲーム、待っていた人も多いのではと思います。

今回はパッケージ版を購入しましたが、まず最初に驚かされるのはBDdisk二枚組!

パッケージの裏面を確認するとインストール領域100GB以上、、、

結局空き領域を作るのとインストールで合計約二時間。(ボリュームに期待が高まりますね)

これから購入予定の方は、HDDの空き領域の確保と二時間正座で待機する準備をしておきましょう。

では肝心のゲーム本編について

 

スポンサーリンク

グラフィック

一画面に表示されるオブジェクトの数は、

PCのオープンワールドのゲームに比べて流石に多はなく、

木など若干密度が低いかなと感じます。

景色なども目を見張るほど、綺麗ってわけでもありません。

ただ他のゲームより頭一つ分勝ってると感じたのは、テクスチャです。

人の肌だったり、動物の毛皮だったり、荒れた地面だったり、

と質感がかなりリアルで素直に凄いと感じました。

パッと見の見た目ではなく、細部へのこだわりがとにかく凄い。

その他には視覚効果、光の使い方とか埃とか。

言うならば「空気感」みたいなものをこのゲームは

表現したかったのだろうなと感じます。

 

スポンサーリンク

サウンド

ゲーム中はそんなに意識することがないですが、

イベントシーンなどでは西部劇っぽいBGMが流れます。

ブルースなんですかね?雰囲気イイです。

 

スポンサーリンク

ゲームシステム、操作性など

使用するボタンの数は多めで、慣れるまで多少の時間がかかるかと思います。

(特に普段TPS,FPSをやらない方は)

慣れないうちはうっかり街中で発砲して、お尋ね者になったり…

 

しかし序盤(チャプター1)はチュートリアルな感じで、

一つ一つ操作やアクションを使いながら進めていくので徐々に慣れるでしょう。

 

ガンアクション

西部劇の華といえば、コレ!

L2でエイムモード、R2で射撃。

右スティックで照準を動かしますが、敵の方を向いてエイムモードに

入ると結構強めのエイム補正(ロックオン?)がかかります。

なのであまりエイムが得意じゃない方でも、ストレスが貯まりにくいかと思います。

また弾薬もそこそこ手には入りやすいので、残弾数を気にする必要もあまりないです。

よって全体的には敵味方入り乱れての銃撃戦になりアクション色が強い。

しかし、カバーアクションを使用しないで突っ込んだりするとすぐにやられる。

と爽快感と難易度のバランスが比較的とれた状態に仕上がっています。

ただ少し気になるのが、やられたらミッションの途中からリトライ出来るのですが、

その際のロードが結構長いです。

逆に考えると普段シームレスにゲームが出来てるのは、

裏で上手いことやってるんだろうなと関心しますが。

 

移動

ある意味このゲームが、人を選ぶ一番の要素だと思います。

今回売りになっている一つが広大なマップ。

全作のマップをまるまる収録したうえ、全体的にみると全作の三倍程度の広さなそうで。

その広大なマップを基本馬で移動します。

正直そんなに早くありませんから、移動が結構大変です。

また、荒野なので雄大な自然は見られますが、比較的単調な道が続くことが多いです。

道中飽きさせないように、道端のアイテムを回収したり、ちょっとしたイベントが

起きたりしますが、移動の時間のくらべると微々たるもので

やはり移動時間はゲームプレイ時間の結構な割合を占めます。

今回は移動中にシネマティックモードも搭載されるなどしていますが、

残念ながら移動の単調さはそれほど変わりません。

 

スポンサーリンク

総評

海外のメタスコアでは100点満点が結構な数出ていましたが、

個人的には万人受けするゲームだとは思いませんし、「ゲーム」としての

楽しさってのはそれほどないと思います。

 

オープンワールド系のゲームの一つの課題として、移動時間をいかにして

楽しませるかってあると思うんですよ。

例えば、GTAなら多数の車やバイクから好きなものを選んで、お気に入りの音楽やラジオを

流しながらドライブしたり時には暴走したり。

スパイダーマン、セインツロウなどは超人的な動きで所狭しと街中を駆け回ったり、戦ったり。

ゼルダは、リアルとコミカルの丁度中間というか適度なストレスと達成感のバランスで

登れるかどうか試してみないとわからないような場所を登れたり、そこからグライダーで

滑空する気持ちよさだったり、道中にある祠(パズル)さがしだったり。

 

レッドデッドリデンプション2はその移動時間を楽しめるか、

楽しめないかで大きく評価が変わってくるかと思います。

「ゲーム」としては他のオープンワールドゲームより面白くない。

しかし、他のゲームにはない唯一無二と言える

「空気感」の表現力は何物にも代えがたいものだと思います。

現時点で最高レベルの雰囲気ゲー(空気)です。

そう言った意味で良くも悪くも西部劇ファンのゲームなのだと。

マカロニウエスタンや、アウトローなんて言葉に惹かれる方は買い。

西部劇 アクションゲーム?RPG?シュミュレーション?

ちょっとジャンル分けが難しい。

本当に人によって評価が分かれるゲーム、ある意味問題作

 

最後にチュートリアル(序盤の雪山)を抜けるまで2~3時間程度かかります。

抜けるまでは、ほぼ一本道でオープンワールドを期待していると苦痛かもしれません。

ただ抜けてしまえば好き勝手にできるので、序盤は我慢が必要です。

そして、スルメゲーだと思いますでの時間をかけてプレイしていきたいと思います。

また、新たな発見や評価が変わったら記事を見直したいと思います。

コメント